FC2ブログ

the uncomfortable chair

好きなものや思ったことなど。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

Faber-Castell e-motion twist pencil (pure Black)

emo01.jpg

メモや考えをまとめるとき、太芯のシャープを使って大きな字でサラサラと走り書きさせるのが好きです。一般的なシャープの芯径である0.5ミリだと、小さな字を書くのには向いていますが、素早くラフに字を書いたり線を引いたりするのには、どうも引っかかりを感じてしまいます。また、大きめの字で書く場合、芯の減りも早くなるので、細芯では芯を出す頻度も多くなります。こういった用途においては、0.9~2.0ミリあたりの芯を使いたいところです。

emo02.jpg

今回紹介するファーバーカステルのエモーションシャープは、そんな用途に合った1.4ミリの芯です。エモーションといえば木軸というイメージですが、このピュアブラックは金属軸です。全体がマットブラックで統一されていて、胴体部分にはアヤ目(菱形)の溝が入っています。このあたりの意匠が、どこか製図用シャープのようでもあります。

emo03.jpg

軸はアルミ製で内部は主に樹脂パーツで構成されていますが、口金と軸尾が肉厚の真鍮製のため、全体の重量は36グラムあります。筆記具としてはかなり重い部類に入りますが、短めの軸(芯を出さない状態で12.5センチ)ということもあり、取り回しにくい印象はそれほどありません。

emo04.jpg

私の場合、軸後方を人差し指の第二関節と第三関節の間に置き、そこを支点として指先には力を入れずに軽く握るようにしています。重心は若干後寄りのため、先の方は持たずに、口金より後ろ・軸の前半分あたりを持つと動かしやすいと思います。ただし筆記状況によっては、クリップが若干引っかかって気になるかもしれません。

emo05.jpg

機構は回転繰り出しで、軸尾を回して芯を出します。芯は回し切ると芯受けから押し出されるようになっています。芯を取り付けるときは、回しきった状態から若干戻したあと、先端から芯を入れて芯受けに嵌めます。予備の替芯は、口金を外すと中に6本ほど充填することができます。

emo06.jpg

ちょっと気になるのは、軸尾パーツをぴったり嵌めると、繰り出す際に軸と軸尾が接している部分でこすれる音がする点。どうしても気になる場合は、軸尾パーツと軸との間にほんの少しだけ隙間を開けておくと良いでしょう。

emo07.jpg

軸尾を回して繰り出す方式は、他の方式に比べ持ち替えるのに手間がかかります。そこで何度も繰り出す作業をするのは面倒なので、私は芯を長めに出して使っています。1.4ミリの太さなら、折れる心配もまずありません。

emo08.jpg

1.1ミリ以上の太芯は削った方が書き味がいいので、削って使うようにしています。2.0ミリ芯ホルダー用の芯削りを使えば、芯をうまく削ることができます。紙やすりで研いでも良いかと思いますが、勢いで口金を削ってしまう恐れがあるので、注意が必要です。

emo10.jpg
その他の1.4mmシャープと替芯。カステルとラミーはB、スタビロはHB(それぞれ6本入り)。

エモーションが採用している1.4ミリ芯と似た太さの芯では、1.3ミリの芯があります。1.3ミリと1.4ミリとでは、一見したところ呼び寸法の違いだけで互換性がありそうな気がします。しかし、ぺんてるのマークシート用シャープの芯やコクヨの鉛筆シャープ用の芯、ステッドラーのMars micro carbonで確認した限りでは、エモーションの場合、1.3ミリ芯では細くて芯受けに嵌らないようです。セロファンテープを間に噛ませて芯受けに嵌めることもできなくはないのですが、口金の穴が1.3ミリ芯に対して広いため、芯がグラついて書き心地もあまり良くありません。手に入りにくい・種類が少ないというデメリットはありますが、やはりここは1.4ミリ芯を使うしかないようです。


【関連リンク】
Faber-Castell - エモーション ピュアブラック ペンシル
アフィリエイトの文具評論家ブログ実装版 ファーバーカステル エモーション 138301
Stationery Meeting - 1.3mm芯と1.4mm芯

スポンサーサイト
  1. 2018/10/01(月) 23:00:00|
  2. 0.2 - 1.8 mm
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<RHODIA scRipt mechanical pencil | ホーム | SHARBO X LT3とマルチペンを巡る雑考(4)>>

コメント

初コメントです。

太軸の太芯のシャープペンにハマり、これが最近は気になっていました。
この価格だから樹脂の内部機構でもしっかりしてるだろうとは思ってましたが、後ろ寄りなら負荷を掛けずに済みそうで良いですね。
(あまり興味ないものですが)これのローラーボールや万年筆はデザインがイマイチですが、シャープペンは本文にある通り製図用みたいでクリップも黒でかっこいいですね。
公式の文はよく分からなかったので、参考になりました。
  1. 2018/10/02(火) 19:18:37 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集]

Re: 初コメントです。

確かに公式サイトの紹介文は何書いてるのかわからないですよね(笑
内部機構も良く出来ていると思いますし、回転繰り出しにありがちな芯のグラつきも少なくて書き心地も良いです。
値段がなかなかなので気軽にオススメはできないのですが、お店にあれば、ぜひ手に取ってみてほしいです。
  1. 2018/10/02(火) 21:46:09 |
  2. URL |
  3. isu #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://chair.blog4.fc2.com/tb.php/96-f627f4d1
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。