
函館で見つけた10色ボールペン。
800円のところを680円に値下げしてから更に時間が経ってますね。
20年前には土産物屋や空港の売店でよく見かけたものです。
ロケットの形と10色なのは、実用よりも見た目と多色を好む子供向き。
細くする工夫を捨てて、無理やり10色束ねた強引さがたまりません。

後の部分を回転させて使用する色を選び、押し出す仕組みです。
幼い頃の思い出ではノックが10色分付いてたと思うんですが、記憶違いだったようです。
リフィルのパイプには、インクが見える仕組みではなく、色が付いたものが使われています。
あと、ペンから「いい香り」がするんですけど、これは香りつきインクなのでしょうか。
ちなみに10色は何が使われていると思いますか?
(答えは最後のほうに書いておきます)

8色の芯ホルダー、Pentel 8colors AUTOMATIC PENCILと一緒に。
日本では同じ機構のものがMulti8という名前で売られていますが、
透明軸のものは以前「プリズメイト」という名で売られていました。
プリズメイトは日本では全く売れなかったそうなのですが、
現在売られているアメリカでは結構ヒット商品だったそうです。
(と、最近古本屋で買った市浦潤の「文房具」(新潮文庫)で得た薀蓄を傾けてみたりして)。
日本で売れなかったのは子供向けのデザインで1000円という値段設定に
あったのかもしれませんね。まあ似たような色使いでかの国では大人向けなのですが・・・。
それにしてもこのボールペン、やや太目のMulti8に比べてもかなり太いですねぇ。
(ちなみに直径は2.2cmです)
【10色の答え】
赤・黒・青・茶・水色・橙・黄・藤色・黄緑・桃色でした。
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- 2005/08/11(木) 22:21:20|
- ballpoint pen
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| コメント:2
いや、これは懐かしいです。まだ使えるんですね。
全く同じものかどうか、記憶があやふやですが10色ボールペンを持っていたことがあります。
isuさんの文章を読んでいる時に突然スピログラフというおもちゃを思い出したりしました。
私が子供の頃、1950年代後半~70年代はこういうある意味割り切りの良い製品が多かったような気がします。懐かしい...
- 2008/01/27(日) 14:02:11 |
- URL |
- そんちょ #-
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一応まだ使えますよ、これ。
ただ、わざわざ持ち歩くようなことはしませんが。。。
スピログラフは時々売っているのを見かけますね。
歯車みたいなのをなくしたり本体が割れやすかったりして
結構すぐ遊べなくなった記憶があります。
私が小学生のころには、こんなのがありました。
http://chair.blog4.fc2.com/blog-entry-18.html
これも好きでしたが、すぐなくなったり割れたりしました。
あと、ヤクルトの容器を再利用した三角定規なんかもすぐ割れましたね。
- 2008/01/28(月) 20:52:14 |
- URL |
- isu #uaIRrcRw
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