Dennis B. Smithさんのleadholder.comにリンクされたこともあって
そちら経由で訪れる方もいらっしゃるようなので、
今回は海外を意識したエントリをしてみましょう。
もちろん英語なんてロクに出来ないので日本語で紹介しますが・・・。
フエキの建築用シャープ。2㍉芯を使うノック式芯ホルダーです。
SP20Rというのは、"
S harp
P encil
2 .
0 mm
R ed" の略でしょう。
Rは黒軸だとB、白軸だとWとなります。
定価はよく分かりませんが、400~500円台で売られています。
本来はクリップが付いているのですが、
個人的にあまり好きではなかったので取ってしまいました。
軸は樹脂ラバー製の六角軸です。
普通のシャープペンと同じような、ごく普通のノック式機構です。
ノック1回当たりの繰り出し量が少ないので、
適量の芯を出すには、5~6回くらいノックが必要です。
ノック部のパーツは、軸の内側とぶつかってカチャカチャ音がするので
気になる方はパーツの付け根にテープを巻いておくとよいでしょう。
また、芯削りを使う際は、軸を回しても芯が一緒に回らないので、
このノック部を軸と一緒に握って回す必要があります。
よく知られている芯ホルダーと太さを比べてみると、
ユニホルダーや同じ6角軸のFixpencilよりは若干太めです。
以前エントリしたWoerther Slightとだいたい同じくらいの太さで、
建築用シャープのノック部を除いた部分と長さが同じです。
フエキの建築用シャープは文房具店では売られておらず、
大工道具を扱っているホームセンターや金物屋で売られています。
郊外にあるホームセンターなら、置いてある場合が多いと思います。
その点では実はユニホルダーやステッドラーの芯ホルダーに次いで
入手しやすい芯ホルダーなのではないかと思います。
オンラインショップでもその手の店で売られているようですね。
参照リンクStationery Crip フエキ 建築用シャープペンシル2.0 Fueki "kenchiku-yo" SP20R Fueki, Japan lead diameter: 2 mm mechanism: pushbutton auto-advance clutch composition: plastic barrel, metal clutch and pushbutton production date: (1990s?) to present origin: Japan
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2006/11/27(月) 01:55:28 |
2.0 - 5.8 mm
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| コメント:4
ご存知でしょうが、フエキ建築用超硬芯シャープペンシルなる新製品が
倍の1000円で出てますね。
ローレット加工付になったのとクリップ形状が違うだけです
新潟精機チップ付ペンシルケガキ針とも少し違いますが同じ製造元でしょう。
2006/11/27(月) 11:19:38 |
URL |
JIN #CkdVqA2Q
[ 編集 ]
>JINさん
http://www.marukoo.com/sub2/sub1420.html こちらで見れますね。
グリップが真鍮製で「強靭でタフなボディ」ということですが、
樹脂部分(恐らく上に挙げたものと同じ?)とグリップ部分が
何か調和してなさそうな気もしないでもありません。
徹底してすべてメタル製にすると良さそうなんですけどね。
超硬芯となった赤芯も気になります。
従来のフエキの赤芯は消耗しやすく柔らかかったのですが、
滑らかな書き味で色が濃かったので他のものよりも好きでした。
>luckymarimoさん
画像も豊富で他の色軸もあるので参照のリンクさせていただきました。
白軸の質感はどんな感じなのでしょう。。。
芯ホルダーは出来るなら鉛筆に近い感覚で書きたいというのがあるので
クリップがはずせそうなら、なるべくはずして使っています。
あと、こんな感じで鉛筆のようなまっすぐな軸は、クリップが無いほうが好きですね。
コイノールのテクニグラフ5611なんかもそうです。
2006/11/28(火) 01:29:30 |
URL |
isu #uaIRrcRw
[ 編集 ]
isuさん
フエキは不思議な会社ですね。
フエキのウェブは、のり関係などの文具だけで建築関係は見つから
ず、他のウェブショップで新製品のカタログが紹介されているとは!
私も、旧製品の赤芯の方が柔らくて好みです。でも、この硬くした
芯も現場ではよいかもしれません。HBも同様な感想です。
グリップは、それなりによいと思いますが、倍の値付けはやり過ぎです。
私は、クリップが好きです。でも、前のタイプの方がよいと思います。
2006/11/29(水) 17:48:58 |
URL |
JIN #CkdVqA2Q
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