the uncomfortable chair

好きなものや思ったことなど。

お手頃ヴィンテージの世界

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高級品には滅多に食指が動かない貧乏性の私としては、
eBayオークションにおいても、ついついヴィンテージ物でも
お手頃価格のシャープペンにしか目が行きません。
それも「ヴィンテージペンシル15本詰め合わせ」とかで
だいたい高くても30ドル程度で落札できるものばかり。
でも、実際手に入れてみると、状態が悪く、錆や傷が結構あったり、
ひびが入っていたり、軸が歪んでたり、最悪の場合壊れていたり。
これは届くまでは分からない、ある意味「賭け」のようなものです。
とはいえ「損をした」と思ったことは、あまりありません。
この中で数本気に入ったのがあれば「もうけ」だと思っています。

この手の「一山いくら」で扱われる中古品のペンシルは、
その作られた時代を反映している独自の意匠があり、
それが高級なヴィンテージ物には見られない魅力だったりします。
また、その時代を反映しているだけあって、
現行品では決して手に入らないデザインのものばかりです
(軸に書かれている宣伝やイラストなんかも好きです)。
傷や錆だらけだったとしても、作りも現在のと比べてみると
基本的には丁寧なものが多いと思いますし
(Autopointは60年代ごろのが一番使いやすい)、
金属みがきやプラスチックみがきで手入れしているうちに
愛着も湧いてきたりします。
また、気軽な感覚で使えるようなものなのも魅力のひとつです。

↓そんなわけで今回はその中の一本を。


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メーカー不明の企業名入り回転繰り出し式1.18mmペンシル。
(関係ありませんが、1.18mmの回転繰り出しシャープペンは、
「シャープペン」よりも「ペンシル」の方が似合いますよね)

派手さはありませんが、樹脂軸の配色が綺麗ですね。
届いたときは金属部分が結構錆びていました。
金属みがきを使って錆を取りましたが、
まだクリップの付け根当たりに錆が残っています。
まあ、この程度なら私は気になりませんが。

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先端のこのラインが好きです。Autopointのペンシルもそうですが、
このなだらかなラインが、個人的には持ちやすかったりします。
また、これは先端の金属部分を回して繰り出す仕組みで、
逆に回すと芯が戻ります。先端も堅固に出来ています。
ただ、金属なので滑りやすいんですよね。
(金属みがきで磨いたので、余計つるつるになってしまって…)
All-Americanのような「片手繰り出し」は結構難しいかも・・・。

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軸をはずすと消しゴム(もちろん劣化して使えません)がでてきます。
更に消しゴム部をはずすと替え芯を入れるスペースがあります。
上の画像では見難いかもしれませんが、繰り出し部の螺旋の周りが
芯を入れるスペースになっています。だいたい4~5本くらい入りそう。
繰り出し部もそうなのですが、長い芯は入れることが出来ません。
まあ、このくらいの芯はこの時代のペンシルでは普通ですし、
長い1.18mm芯が使えるのは、Scriptoくらいしか知りません。


とはいえ、そんな機能よりも、今では見られないこのデザイン。
性能だとか高級品だとかレア物だとか保存状態だとか
そんなことは使えさえすればあまり気にしない私としては、
ただ「かっこいい」かどうかしか気にしてないので、
こういった「お手頃ヴィンテージペンシル」の世界は
私にとって魅力的な世界だったりします。

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  1. 2006/10/28(土) 14:53:23|
  2. 0.2 - 1.8 mm
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