
分度器ドットコムのSNSで、分度器さんがebayで手に入れた
TWINPOINTの旧品を紹介しているのに刺激を受け、
私も初めてのebayをやってみることにしました。
そんなわけで探してみると、
「旧品AUTOPOINT 12本詰め合わせ」のようなものを発見。
早速25ドルほどで落札しました。送料込みで38ドルほど。
実は日本のyahooオークションすらやったことが無いので不安でしたが、
Paypalを使った決算で結構楽に進めることが出来ました。
(ebayは使用料も要りません)
上がその画像です。
本数からしたら、落札した価格は結構安いのですが、
あまり状態がよくないかもしれません。
とはいえ私にとっては、これで十分満足です。
それでは中でも気に入った3本を。

まずこれは、All-American Jumboの旧モデル。
クリップの取り付け方・金色の先端部分の加工・消しゴムキャップ付き
などが現行品と違います。かなり古そうな感じですね。

続いておなじみTWINPOINTの旧モデル。
これもクリップの取り付け方が現行と違って手が込んでいます。
軸内部にも現行品には無い金属パイプが使われていて、
全体的に丁寧な作りになっています。
芯径は1.1mmで、現行の芯を詰め替えることが出来ました。
ちなみに1.1mmは削ると見た目が結構かっこよくなります。

12本の殆どがAll-Americanの細軸だったのですが、
これだけは、他のものとは違う作りでした。
まず他が10角形なのに対し、これだけが8角形です。
また、先端の繰り出しパーツが金属部分だけになっています。

先端を外してみると、かなり違いがあることが分かります。
螺旋が丸見えで簡単な作りのように思えます。
恐らく12本の中で一番古そうなのですが、
一体いつぐらいのものなのでしょうか?

クリップの刻銘がそれぞれ違っていて、それぞれに味があり
これをみるだけで楽しくなってきます。
これらのシャープペンを見て思うのですが、
アメリカではかなり古い時代からシャープペンが
大衆レベルで普及していたのでしょうね。
Autopointのシャープペンをいろいろ調べてみると、
高級ヴィンテージ系のペンシルとは違ったノック式以前の
廉価版回転繰り出しシャープペンの系譜みたいなものが
見えてきて、新たなる探求願望(物欲)が沸いてきたりします。
【参照サイト】
http://www.unl.edu/Bolin_resources/pencil_page/こちらに1927年から60年代のAutopoint社のカタログがあります。
見るだけで思わず欲しくなってしまいます。
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- 2006/06/25(日) 00:21:05|
- 0.2 - 1.8 mm
-
| トラックバック:1
-
| コメント:2
1.1mm芯もあるのですね。
AUTOPOINTだけじゃないけどMechanical Pencilには、
0.2-0.3(0.35)-0.4-0.5-0.7-0.9(1.0)-1.1-1.18-1.3-1.4
の種類があるのですね。
- 2006/06/26(月) 14:19:46 |
- URL |
- JIN #CkdVqA2Q
- [ 編集]
恥ずかしいことに1.4mmの芯のことを忘れたまま
カテゴリーを「0.2-1.3mm」としてました・・・。
1.1mmシャープについてはもう一つエントリしておきます。
- 2006/06/28(水) 23:06:14 |
- URL |
- isu #uaIRrcRw
- [ 編集]
とりあえず青色系があったら、青色系を選びます。(笑)AutopointのAll-American、Jumboです。 鉛筆に近い芯の太さで2mmより細く、シャープペンの0.5や0.9mmよりも太い、1.1mmを選んでみました。ペン先のと
- 2006/10/18(水) 01:54:09 |
- Stationery Crip