
紙巻ダーマトは好きなのですが、結構扱いにくかったりします。
紙を剥いて芯を出すのは楽しいのですが、これが結構難しい。
糸を引っ張って巻紙に切れ目を入れるのですが、
いつも何故かうまく行かずに、剥くと出てくる芯が長くなったりします。
しかも出しすぎたためにすぐ折れてまた紙を剥いて芯を出すものの、
また芯が出すぎて…といった悪循環になったりして。
あと、軸が太く適当なキャップがないためにそのままペンケースに
入れてペンケースや筆記具を汚したりもします。

そんなわけでこのトンボのマーキングホルダーは
ダーマトユーザーのそういった悩みを解決してくれるスグレものです。

クリップ部分を回すと繰り出される仕組みなので、
好きな長さで芯を出すことができます。
もちろん芯は収納できるので、ペンケースも汚しません。
マーキングホルダーには専用の替え芯があるのですが、
この芯は普通に売られている紙巻ダーマトの芯と同じ芯径です。
その点では売られているところが結構限られる
3.8mm系のダーマトより入手しやすいかも知れません。
(どうでもいい話ですが、紙巻ダーマトから芯だけを取り出すときに
一気に糸を引っ張ってダーマトを剥くのは結構快感だったりします)
とはいえ、マーキングホルダー自体入手しにくかったりしますが…。

マーキングホルダーはつい最近まで「ダーマトホルダー」という名前でした。
上にあるものはその頃のもの(上から古い順)ですが、
商品名の変更には、「ダーマトグラフ」が三菱鉛筆の登録商標になったことが
関係していると思われます。
(ちなみにトンボの紙巻ダーマトの商品名は以前から「マーキンググラフ」です)

これは恐らく初代のダーマトホルダー。年代はよくわかりません。
つくりや成形は甘くて安っぽいんですが、デザインは好きです。
東ヨーロッパ諸国とかロシアとかで今もありそうな感じ(?)がします。
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- 2006/02/27(月) 00:10:21|
- 2.0 - 5.8 mm
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