the uncomfortable chair

好きなものや思ったことなど。

SUN-STAR Shapuru

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このブログのエントリを見ていればお分かりかとは思いますが、国内の製品なのに海外製品っぽいデザインが好きな訳です。今の「とりあえずラバーグリップ」や「安っぽい透明軸」に見られる国内製品の風潮(最近では海外製品にも及んでいますが)に反発したいというのもあるかもしれません。OHTOみたいに「硬派な」黒いゴムグリップなら私は好きですし、透明軸にしたって、ALVIN ”Scott" B2のような安っぽいけど綺麗な透明軸だってあります。現行の国産品は何であのグリップで何であの透明色軸なんだと思う訳なのです。ロットリングのTikkyⅡがコンビニで売られていることからも分かるように、決してあのゴムグリップや透明軸や太軸だけが受けているわけではないと思います。

・・・という不満はともかくとして、今でも文具店を探せば、売り場の隅に居づらそうに埃をかぶった素敵なデザインの廃番品を見つけることが出来ます。私にとって文具店巡りの楽しみの半分以上は、こうした興味深い意匠を見つけることにあります。ちなみにその次の楽しみは、古くからの感じのいい文具店がある街をさがすこと。定番のレア品コンプリートなんて、実際は三の次以下だったりします。

そんなわけで海外っぽい日本製品、サンスターのシャープル。サンスター文具から出ていた100円シャープペンシルです。水に溶けるスパイ手帳とか象が踏んでも壊れないとか電子マチック筆入とかの、あのサンスター文具の製品です。函館の文具店で半分色あせた状態のを手に入れました。廃番低価格帯シャープの例に漏れず、これも函館以外で見たことがありません。確か、すずみ河原さんもお持ちのはずですが、恐らく同じ店で購入されたのでしょう。

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これが軸に貼ってあったシールです。この感じ、80年代前半あたりと思われますがどうでしょう。ヘボン式ローマ字の綴りで長音記号をつけて「シャープル」と読ませるあたり、サンスターっぽいですね。

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私が気に入っているのはこの口金。パイプ部分と口金が一体となっていて美しい。ぎざぎざ部分の加工も素敵です。こんな先端を100円シャープに使ってしまっていいのかというくらい贅沢です。

先端に全力を傾けたかどうか知りませんが、あとは低コスト化?を図った作りです。

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チャックとリングはプラスチック製。写真ではよく分かりませんが、チャックは内部パイプと一体になっています。パイプの先が膨らんでいてそこに割れ目を入れてチャックになっているという簡単な作り。ノック感ははっきり言って安っぽい。あの「カチカチ」というノック音はしません。ノックするたびにスプリングがキーキー言ってます。

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尾部にも消しゴムは無く、ノック部もいたってシンプルです。
シンプルなシャープだからシャープル・・・と言う訳でもないですよね、つづりも違うし。

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こちらは最近見つけた芯ホルダー。感じがShapuruに似てませんか?
これはロシア(ソ連)のКИМЕКというメーカーの芯ホルダーです。ちなみにКИМЕКはアクセントが分からないので「キミェーク」と読むのか「キーミク」と読むのかは不明です。社会主義国を思わせる飾り気も何も無い無骨な作りです。

シャープルは、全体的には安っぽいのですが、軽くて使いやすいしデザインもいいので気に入っているシャープペンシルの1つです。前も言いましたが、こういった個性的な国産品は80年代の前半まではあったと思いますが、今では見ることが出来なくなりましたね。

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  1. 2007/08/26(日) 15:44:41|
  2. 0.2 - 1.8 mm
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Mitsubishi B's

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先日、帰省した際に見つけたシャープペンシルです。
東京では見たことがないのに、地方で見つけるシャープペンシルって
結構あるんですよね。 特に低価格帯のものにその傾向が見られます。

三菱のB'sというシャープペンシルですが、ボディに付いていたシールを
失くしてしまったので、定価は不明です。300円か500円のはず。
製造年代は90年代中ごろから末あたりのものでしょうか。

紡錘形のフォルムが美しい。ususのボールペンにも似ています。
どうでもいいことですがこの色合いとプラスチックの質感は、
「シャア専用○○」のガンプラを思わせます。
バズーカ砲として持たせても違和感が無いかもしれません。

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もう1つの見所はこのノック部ですね。
なんだか子供心をくすぐるこの噛み合わせ。
軸のやや中間にあり、軸とノック部が回らないようになっています。
こんな感じで軸の中間に繰り出すための可動部があると、
OHTOのBody Knockのように楽に芯を繰り出すことが出来ます。

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ノック部がなんで軸の中間にあるかというと、
反対側からボールペンが出るようになってるからなんですね。
買ってからこんな仕組みになっていることに気づきました。
書き味は普通のボールペンですが、あまり使うことがないかと思います。

というのも・・・

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こんな感じでリフィルがかなり短いんですよね。すぐ無くなりそうです。
それよりも、替えは売っているのでしょうか。

【参考リンク】
Stationery Crip: 三菱鉛筆B's万年筆(使いきり)

さんてんり~だ: B's BALL-POINT PEN & HIGHLIGHTER
BALL-POINT PEN & HIGH LIGHTERの強引な詰め込みようが面白い。

B'sシリーズは結構いろいろ出ていたみたいですね。
「B」というのはBOXYを指しているんでしょうか?

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  1. 2007/08/19(日) 16:15:16|
  2. 0.2 - 1.8 mm
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Platinum MECHANICAL PENCIL

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プラチナのMECHANICAL PENCIL、かなり古いものかと思われます。
0.7mmの赤芯が入ってましたが、黒芯に替えてあります。
かなり前に買ったのですが、ずっと収集箱の中に入れたままでした。
買った値段は忘れてしまいました。500円はしなかったはずです。
もっとも、店員も定価を忘れていたと思われますが。
安いシャープペンシルですが、0.7mmには珍しい
クッション機構も付いているので気に入ってます。
ちなみに、プラチナのシャープペンシルでクッション機構付のものは
名作揃いなので、機会があればまとめてエントリしてみたいものです。

SHARPではなく「MECHANICAL」を使っているあたりが日本製には珍しい。
(上の画像をクリックすると大きな画像になります)
この表記といい、色使いといい、最初は海外の製品かと思いました。
見つけた文具店はタバコ屋兼業の小さな店だったのも驚きでした。
あとで国内で売られていたものだと知りましたが、
恐らく海外でも売られていたか、海外での販売をを意識して
作られていたのかもしれません。

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AutopointやPentel USAの製品を思わせる
消しゴム露出型のノックボタンもアメリカ製品っぽいですね。
(アメリカのシャープってどうして消しゴム露出が多いのでしょうか?)

ところでこのノック部、実はこの0.7mmシャープに
もともと付いていたものではありません。
最近見つけた、0.5mm版のMECHANICAL PENCILに付いていたものです。
この0.5mm版は繰り出し機能も壊れており、ジャンク状態だったのを
他のシャープペンシルと一緒に一山いくらで買ったものです。

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もともと0.7mmの方に付いていたノック部は赤で、
消しゴム部分には砂消しがついてありました。
この消しゴムがかなり劣化しており、
ノック部からも取り外すことが出来なかったので、
いいとは思いながらもあまり使う気にもならずに、
収集箱に仕舞ったままなのでした。
0.5mmの方は消しゴムは劣化していたものの取り外しが可能で、
さらにAutopointの消しゴムと直径が同じで流用できたので、
これを切って詰め替えておきました。
軸とノックボタンが同じ赤よりも、色違いの方が私の好みですね。

気になるものは、状態が悪くてもとりあえず買っておくべきですね。
いつかこうして「生き返る」こともあります。

【参照リンク】
「G3放熱日記」
このたび、あのleadholder.comでもその芯ホルダー改造を
取り上げられた、改造まにあさんの日記です。
このページの中ごろからやや下あたりにMECHANICAL PENCILがあります。
それにしても、改造だけでなくコレクションも凄い・・・。


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  1. 2007/08/12(日) 17:00:00|
  2. 0.2 - 1.8 mm
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Zebra Tect 2way

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ゼブラの新製品Tect 2way。1000円版と600円のlightがでています。
芯径も0.3/0.5/0.7mmの3タイプあり、
軸色も1000円版で3色、lightで5色あります
(各芯径で全色揃っているわけではありません)。
この展開といい、デザインといい、恐らくパイロットのSシリーズを
意識しているのでしょうか?

Tect 2wayの特徴は、名前の示すようにフリシャ機能を
ON/OFF出来るところにあります。
カテゴリーとしては製図用シャープペンシルですが、
フリシャ機能をつけていることで製図以外の一般使用者を
主にターゲットとしているのでしょう。

こういう機能付きに私は弱い。
普段使いの0.7mmも出ているし、lightの透明軸にも惹かれてしまう。
もちろん見てすぐ買ってしまったわけです。

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内部の仕組みを見るなら、やはり透明軸でしょう。
黄橙軸はとりわけ内部が分かります。
こういうバネとか見えるのっていいですよねぇ。
普通のシャープペンシルよりも内部はメカっぽいし。
中の作りを見ていると、昔持っていた「ミクロマン」とか
そういう懐かしい玩具を思い出してしまいます。
まあ、それはあくまで個人的な感覚なのでしょうが・・・。

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フリシャ機能に使われている錘を中心部のリングを回して
固定することで、フリシャ機能をOFFにすることが出来ます。
この錘が前にあると、かなり強い前重心となります。
他のフリシャよりも重い錘なのでしょうか?
1000円版はグリップの関係もあり、lightよりも
さらに前重心になります。

ここで注目すべき点は、錘がどの位置でも、
固定リングで固定することが出来る点です。
これはセールスポイントにはなっていませんが、
重心を好みの位置に変えることができるシャープペンシルは
結構珍しいのではないでしょうか。
ちなみに私は、やや前重心あたりで固定しています。

それにしても「フリシャ」とか「フレフレ」とか、
一般的な呼称ってないんでしょうか。
「他のフリシャ」とは言っても、他のは「フレフレ」だよな・・・とか
何か気になってしまって・・・。


【リンク】
ゼブラ株式会社 公式サイト
テクトツゥーウェイ/テクトツゥーウェイライト




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  1. 2007/08/11(土) 00:04:13|
  2. 0.2 - 1.8 mm
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