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アルミ軸と樹脂軸の取り合わせが素敵なScriptoの双頭式です。
以前も同じような双頭式ペンシルを紹介しましたが、
今回手に入れたものは透明軸ではありません。
とはいえ、やはりこれでも綺麗ですね。
Twinpointでもアルミ軸とかあるといいんですけどね。
繰り出しの可動部が通常の単頭式とは違い比較的前にあるので、
「片手繰り出し」が出来て使いやすくなっています。
また、単頭式同様、回転で芯を戻すことも出来ます。
ただ、Scripto専用の長い芯ではなく短い芯を使用します。
ところでこのペンシルを振ってみると、何かカタカタ音がします。
何か入っているような感じです。 繰り出し部を外してみると・・・。
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細長い茶筒のようなケース。これは・・・。
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替え芯用のケースでした。Woerther Slightみたいですね。
道理で繰り出しの機構の割には長いわけです。
だとすると、こちらの透明軸の方にも何か入っているのでしょうか?
軸の長さは上のものよりも短いのですが・・・。
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果たして、覗いてみると何か入っているようです。
割り箸でつついて出してみると・・・。
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消しゴムが出てきました。 軸尾によくついているようなものです。
…って、ここまでしないと使えない消しゴムに
一体何か意味があるんでしょうかね?
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- 2006/12/10(日) 00:00:01|
- 0.2 - 1.8 mm
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Autopointの繰り出し部には上のように2種類あることは
以前も述べましたが、現在も使われている繰り出し方法では、
繰り出し棒がパイプから飛び出ていてスペースをとるため、
構造上充填できる芯の長さが短くならざるを得ません。
それに比べ、「螺旋丸見え構造」では、
繰り出し棒が螺旋パイプから飛び出ることがない構造なので、
もっと長いのもあるんじゃないかと思っていました。

そんなわけでこちらです。Autopointのマークセンス用1.18mmペンシル。
ベルシステム(通信会社)のデータ入力用に作られたものです。
未使用で新品同様のものを10本ほど手に入れましたが、
60年代(データがパンチカードで打ち出されていた頃の)製品です。

この螺旋パイプが長い。Autopointの替え芯2本分は入ります。
YARD-O-LEDの芯も十分に入りますし、
Scriptoの長い芯なら、ほんのわずか飛び出る程度です。
クリップも無いすっきりしたデザインで、気に入っています。
鉛筆のような感覚で使えるのが好きで、
今のところ個人的日常使いの筆頭になっています。
この軸が気に入ったので、上の短い螺旋の方(0.9mm)を入れて、
さらにもう一本携行しています。

消しゴムのリフィルは、現行のAll-American用が使えます。
これで当分は安心(?)。まあ使うことは無いんですけどね。
ところでこの「螺旋丸見え構造」ですが、何故一時期Autopoint社が
採用することになったのかは、あくまで推測ということですが、
この↓サイトでその一端を知ることが出来ます。
An Autopoint/Dur-O-Lite Mystery因みにこちらが、そちらで話題になっているDur-O-Lite製ペンシル。
同じように、ベルシステムのマークセンス用に作られています。

尾部と軸の長さ以外は全く同じ作りで、
実際、内部の螺旋パイプを入れ替えることも出来ます。
あまりにも同じなので、上のサイトで書かれているように、
AutopointがDur-O-Liteを特許期限切れを狙って完全にパクッたとは、
却ってにわかに信じられない気がします。
この両社の奇妙な関係も気になってしまいますね。
- 2006/12/09(土) 16:30:09|
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