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the uncomfortable chair

好きなものや思ったことなど。

パイロット 4色ボールペン

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最近見つけたパイロットの4色ボールペン。振り子ノック式で3000円。
同じ4色振り子ノック方式のLAMY2000の1/3の価格です。
商店街の文具屋で売ってるチープな文具を好む私としては
高級っぽいおしゃれなLAMYはあまり食指が動かないのですが
(もちろん嫌いな訳じゃないです)、
振り子ノック式のメカニズムには惹かれるものがあるので、
リーズナブルなこともあって(それでも3000円ですが)購入。
入手した店以外では見かけたことがないので、
製造中止になって久しいものかと思われます。

ちなみに振り子ノック式とは、プッシュボタンが一つで、
出したい色の表示面を上にするとその色が出てくるという仕組み。

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軸にある四色の墨入れがかわいいですね。

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多色ボールペンなんですけど軸は決して太くはありません。
むしろ細いくらいですね(下は無印の中性ボールペン)。

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振り子ノック式の多色ボールペンには
軸に窓を開けたプラスチックの色表示が多いのですが、
個人的にはこの部分が好きですね。
墨入れや塗装しているのとはまた違った色の感じがします。
プラスチックっぽいチープさとでもいったような。
上は、同じパイロット振り子式の3色ボールペン。
他にも振り子式には2色ボールペンがあり、
それぞれ1000円、700円ですが、これも今は製造中止だと思います。

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3色ボールペンと一緒に。
4色ボールペンに比べて寸胴で一昔前のものですが、
今では見られないようなデザインなのが、かえって新鮮かも。
ちなみに2色ボールペンも同じ形の軸です。
この軸で4色のも見てみたいんですけどね・・・(もしやあったのかも?)。
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  1. 2005/08/21(日) 15:32:40|
  2. ballpoint pen
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LION NO. 2000

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製図や事務といった大人の仕事に似合いそうな、ノック式消しゴムLION No. 2000。

上の口金を見ても分かるように、何度かモデルチェンジをしています。
文具店で発見するたびに違ったものが手に入るんですが、
そんなに何回も変える位のロングセラーだったのでしょうか?
どれが古くてどれが新しいのかはわかりませんが、
普通の円錐形よりも、くちばしみたいになっている方が私の好みです。
(真ん中のはイルカみたいでちょっと可愛い)

口金だけではなく、クリップにも3種類の違いがあったりします。
2000-1

そんなわけで私の手元には4種類のLION No. 2000があります。
軸の"LION NO.2000"の位置もそれぞれわずかに違いますね。

2000-4


なおLion No. 2000の消しゴムなのですが、
内蔵の消しゴムはほとんどの場合劣化していて全く消えません。
トンボから昔出ていた替え消しゴム(砂ゴムもあり)は
時々見かけるんですけど、消え味はいまいちですね。
面倒ですが、3.8 mmの替え消しゴムを削って細くするのが一番いいかも。

Tombow Eraser

替ゴムの下はTOMBOWのノック式消しゴム。
口金がLION NO. 2000のと同じものです。

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ライオンで「2000」の商品名で売られている消しゴムは他にもあります。
2000というのは、ノック式消しゴムの統一商品名だったのでしょうか?
写真上は5 mmのER-5K。メタル軸のものもあります。
下は10 mmのER-3K。現在は透明軸でKNOCK ERASER(ER-10K)として売られています。
  1. 2005/08/16(火) 22:02:27|
  2. eraser
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プラチナ 「授業中・勤務中」

ここでちょっとイロモノでも。

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今回、函館の文具店で手に入れたものです。
これを見て「おいおい、いいのか!? いきなりこんなもん出して」と
思った方はいませんか? いませんよね。
もちろんこれは「こんなもん」ではなく、ボールペンであります。

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え? 何ですって?
「いや、お騒がせ者のお前のことだ、これは『あれ』に違いない、何か音が鳴ったりするんだろ、これって」
・・・そんな声が聞こえてくる気がしますが、誰も言ってませんよね。

ええ、確かに音は鳴ります。
というのも、これはラジオ付きボールペンですからね。

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イヤーパッドの部分は穴が開いていて、そこから音が聞くことが出来ます。

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つまり、この後の部分を耳に突っ込めば、「授業中・勤務中」にも
バレずに『大沢悠里のゆうゆうワイド』なんかが聞けるというわけです。
まあただ突っ込んでいるだけだと不審者丸出しなんで、頬杖をついて
ペンを指で挟んでとかそんな感じになるんでしょうけど。

ただ、実際にペンを使ってやってみると分かると思いますが、
結構これってバレないようにやろうとしても、不自然になってしまいます。
たえず頬に手を当ててないとならないわけですし。
しかもこれはボリューム調節が出来ないので、
感度がいい場合は思いっきり音漏れしてしまいます。

私の記憶では、1988年あたりに発売されていた製品だったと思います。
当時は「王様のアイディア」でも扱っていたのではないでしょうか。

イロモノをあつかうと文章までいろものっぽくなってしまいますね・・・

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その他函館で買ったものと一緒に。

YOKO^2はサイドノックとrapidタイプの長い消しゴムが付いたもの。
個人的には好きなデザインだが、結構変色しているのが残念。

ステッドラーのTEXT STAR。双頭式で軸の向きを変えずに用途を替えることが
できるのは面白いが、絶対両方同時に書いてしまいそうで使いにくい?

芯削付替芯HB40円。メーカー不明。2.0mmではなく2.1mmというのが珍しいかも。
今の芯だと細くてホールドできない昔の芯ホルダーに向いているかもしれませんね。

その他、函館では学研のサムノックも手に入れました。
探してみれば地方都市でも結構見つかるものです。
  1. 2005/08/14(日) 23:27:56|
  2. ballpoint pen
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AUTOPOINT AUTOPENCIL etc...

87~90年あたりは各社から出ていたオートマチックのシャープ。
今では例の「魔法のシャーペン」がその歴史をすっかりなかった事にして
売り出せるほど、人々の記憶には残らなかったようです。
当時中学生だった私は、「ノックせずに筆記中に芯が出てくる」という機構に驚き、
スリーブがこすれる書き味も気にせず愛用していましたが、
故障したときにはすでに店頭になくなっていた状態だったので、そのまま疎遠に。

文房具探索をするようになってからは、結構売れ残りのオートマチックシャープが
あることに気づき、芯ホルダーとともに収集アイテムとしています。
そんなわけでデッドストック・現行品を問わず
結構手許にオートマチックシャープが集まってきたので、
専用のカテゴリを作って、これから紹介していこうかと思っています。

今回はまず、AUTOPOINTのAUTOPENCILです。

AUTOPENCIL1

Alvin "SCOTT" B/2のような色使いがいいですねぇ。
もちろんゴムグリップをつけるような野暮なことはしません。
ノックは普通にプッシュボタン式なのですが、ノックをすると何故かツイストする感触があります。

AUTOPENCIL2

先端部は透明樹脂で脆そう。スリーブももちろん樹脂製です。
先端スリーブは固定できないので、ポケットや布製の袋に入れると、
先が押されて芯が出すぎてしまうこともあります。
とはいえ、1本1ドル99セントでそんなに高い要求をするべきではないかも。
むしろ値段とデザインだけで私は満足しています。

AUTOPENCILは0.7 mmの芯径もあるため、実は0.7 mm好きの私にとっては
貴重なオートマチックシャープなんですが、
0.7 mmではAUTOPENCILのほかにDIXONのSenseMaticがあります。

AUTOPENCIL3

SenseMaticはパイロットで出ていた「オートマチックえんぴつ」とほとんど同じつくりなんですが、
この軸ってすぐ折れやすいんですよね。
最悪な場合は使っているうちに先端を支えている結合部からひびが入ったりして・・・。
下の丸軸は最近見つけたSenseMaticの旧バージョンなのですが、
こちらの方は軸が折れにくそうな気がします。

「オートマチックえんぴつ」系のオートマチックシャープペンについては、またいつか。

AUTOPENCILは国内未発売です。
海外通販ではこちら(カード決済)で購入できます。
こちらは軸色指定もできます。
  1. 2005/08/12(金) 00:44:38|
  2. auto advance mechanical pencil
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MAGIC 10-IN-1

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函館で見つけた10色ボールペン。
800円のところを680円に値下げしてから更に時間が経ってますね。
20年前には土産物屋や空港の売店でよく見かけたものです。
ロケットの形と10色なのは、実用よりも見た目と多色を好む子供向き。
細くする工夫を捨てて、無理やり10色束ねた強引さがたまりません。

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後の部分を回転させて使用する色を選び、押し出す仕組みです。
幼い頃の思い出ではノックが10色分付いてたと思うんですが、記憶違いだったようです。
リフィルのパイプには、インクが見える仕組みではなく、色が付いたものが使われています。
あと、ペンから「いい香り」がするんですけど、これは香りつきインクなのでしょうか。

ちなみに10色は何が使われていると思いますか?
(答えは最後のほうに書いておきます)

10colors3

8色の芯ホルダー、Pentel 8colors AUTOMATIC PENCILと一緒に。
日本では同じ機構のものがMulti8という名前で売られていますが、
透明軸のものは以前「プリズメイト」という名で売られていました。
プリズメイトは日本では全く売れなかったそうなのですが、
現在売られているアメリカでは結構ヒット商品だったそうです。
(と、最近古本屋で買った市浦潤の「文房具」(新潮文庫)で得た薀蓄を傾けてみたりして)。
日本で売れなかったのは子供向けのデザインで1000円という値段設定に
あったのかもしれませんね。まあ似たような色使いでかの国では大人向けなのですが・・・。

それにしてもこのボールペン、やや太目のMulti8に比べてもかなり太いですねぇ。
(ちなみに直径は2.2cmです)


【10色の答え】
赤・黒・青・茶・水色・橙・黄・藤色・黄緑・桃色でした。
  1. 2005/08/11(木) 22:21:20|
  2. ballpoint pen
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