
ペーパーメイトのオートアドバンス。
名前のとおりオートマチック系のシャープペンです。
以前から海外のサイトで見ていたのですが、
最近国内でも発売されていると知り、ソニープラザで購入。
ノック機構も付いており、もちろん2020はありませんが
フリシャより20円安い180円で売っていました。
フリシャと同じ中国製です。
なんか最近の日本製品みたいなデザインですが、
この手の意匠はアメリカでも広まっているのでしょうか。

スリーブは先端部分が太めの透明樹脂製です。
何かすぐ磨耗しそうです。
先端は引っ込めて固定することが出来るので、
ポケットに入れたときなどに芯が出ることがありません。

オートアドバンスは芯径0.5mmと0.7mmが出ているのですが、
ソニープラザにあったものは0.7mmのみ。
他のところで0.5mmが売っているという情報もあります。
国内製品は0.5mmばかりなので、
0.7mm使いの私にはこの芯径がある海外製は嬉しいです。
【おまけのオートマチックシャープ】

太軸のキャップ付きオートマチックシャープ。
1989年ごろのラジオ番組でハガキが採用されて貰ったもの。
当時は「オートマチックえんぴつ」をはじめとして
さまざまなオートマチックシャープペンが出ていた
第一期オートマチック全盛期のころ(第二期は今か?)。
ラジオ番組のノベルティーグッズにまで
オートマチックシャープが使われている時代だった。
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- 2006/01/22(日) 22:22:04|
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新製品としては久々のオートマチックシャープペン、ゼブラのフリシャです。
発売前から期待されていた方も多いかと思います。
2020機構(まあゼブラですから2020とは言わないでしょうが)に
オートマチック、当然ノック式でしかも1本210円の安さ。
芯も引っ込まないのに1本350円(但し10本から販売)の
「魔法のシャーペン」が消える日も近いかもしれません。
思わず全5色買ってしまいました。
まあ、煙草も吸わない私なので、1050円くらいの道楽は許してやってください。
それにしてもこの色合い、日本のメーカー特有の中途半端さというか。
もっとはっきりした色にしてくれと思うのは
海外文具のどぎつい色使いが好きな私だけでしょうか?

発売前の商品パンフレットでは確か金属パイプスリーブでしたが、
ごらんのようにスリーブは樹脂製の円錐形です。
金属パイプよりも円錐形の方が、紙面を傷つけないのでこの点は少し安心。
本当はrotringのアルトロみたいに金属円錐スリーブがいいんですけど、
この価格でそれは無理なんでしょうかね。
非使用時には、2020と自動繰り出しで芯が出てしまうのを
「先端ロック機構」で防ぐことができます。

先端のロックは、スリーブ奥にある側面のでっぱり部分を
口金内部にある溝に嵌めて固定する仕組みです。
(よくある「カチッと音がするまで押してください」という表現が合いますね)
この仕組みのために、スリーブが樹脂製である必要があるのかもしれません。
金属製だと口金を割ってしまいそうですからね。
オートマチック式でスリーブを引っ込めて固定するには、
他にもあるように、別にこの機構じゃなくてもいいかと思うのですが、
2020機構が付く場合は、この仕組みのほうがいいのでしょうか?
押し込めるのには、結構強く押さなければなりません。
指で引っ込めようとすると、スリーブから出てくる芯で痛いので
机のような平面に押して引っ込めるしかないようです。
また、ノック部を押しながら先端を引っ込めるときに
先端が引っ込んだ分だけノック部が押し戻されるのですが、
その際にノックボタンを押さえている指の力を抜いてしまうと
上の画像のように若干芯が出たままになってしまいます。
押し戻される力に合わせて指の力を抜くと芯は出ませんが、
結構これが慣れないと難しい。
いろいろとネガティブなことを書いてしまいましたが、
200円シャープでこれだけのギミックを詰め込んだ意欲的なシャープペンを
出してくれたゼブラには感謝しなくてはなりません。
これを機にオートマチック機構が再び陽の目を見て
さまざまな種類のオートマチックシャープ
(例えばサイドノック+オートマとか)が出てくれることを祈るばかりです。
それにしてももうすこし宣伝してくれないかな・・・
- 2005/09/09(金) 23:28:47|
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87~90年あたりは各社から出ていたオートマチックのシャープ。
今では例の「魔法のシャーペン」がその歴史をすっかりなかった事にして
売り出せるほど、人々の記憶には残らなかったようです。
当時中学生だった私は、「ノックせずに筆記中に芯が出てくる」という機構に驚き、
スリーブがこすれる書き味も気にせず愛用していましたが、
故障したときにはすでに店頭になくなっていた状態だったので、そのまま疎遠に。
文房具探索をするようになってからは、結構売れ残りのオートマチックシャープが
あることに気づき、芯ホルダーとともに収集アイテムとしています。
そんなわけでデッドストック・現行品を問わず
結構手許にオートマチックシャープが集まってきたので、
専用のカテゴリを作って、これから紹介していこうかと思っています。
今回はまず、AUTOPOINTのAUTOPENCILです。

Alvin "SCOTT" B/2のような色使いがいいですねぇ。
もちろんゴムグリップをつけるような野暮なことはしません。
ノックは普通にプッシュボタン式なのですが、ノックをすると何故かツイストする感触があります。

先端部は透明樹脂で脆そう。スリーブももちろん樹脂製です。
先端スリーブは固定できないので、ポケットや布製の袋に入れると、
先が押されて芯が出すぎてしまうこともあります。
とはいえ、1本1ドル99セントでそんなに高い要求をするべきではないかも。
むしろ値段とデザインだけで私は満足しています。
AUTOPENCILは0.7 mmの芯径もあるため、実は0.7 mm好きの私にとっては
貴重なオートマチックシャープなんですが、
0.7 mmではAUTOPENCILのほかにDIXONのSenseMaticがあります。

SenseMaticはパイロットで出ていた「オートマチックえんぴつ」とほとんど同じつくりなんですが、
この軸ってすぐ折れやすいんですよね。
最悪な場合は使っているうちに先端を支えている結合部からひびが入ったりして・・・。
下の丸軸は最近見つけたSenseMaticの旧バージョンなのですが、
こちらの方は軸が折れにくそうな気がします。
「オートマチックえんぴつ」系のオートマチックシャープペンについては、またいつか。
AUTOPENCILは国内未発売です。
海外通販では
こちら(カード決済)で購入できます。
こちらは軸色指定もできます。
- 2005/08/12(金) 00:44:38|
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